内装リフォームの仕事のひとつに浴室のリフォームがあります。
浴室は湿気が溜まりやすいため、カビなどの劣化がしやすく、10~20年でリフォームすることが一般的です。
浴室のリフォームにも様々なオプションがあります。
この記事では、浴室リフォームについて、注意点や費用相場をお伝えします。
浴室リフォームを希望する理由
浴室リフォームを希望する理由はいくつかあります。
一緒に見ていきましょう。
浴槽(バスタブ)を大きくしたい
浴室の面積に余裕があれば、浴槽(バスタブ)を大きくリフォームすることができます。
足を延ばしてくつろぐことができたり、半身浴が出来るように段差が付いていたりと、お風呂でリラックスしたい方が検討されることが多いです。
また、浴室を広くするリフォームもありますが、根本的に部屋を改装しないといけないので費用と時間がかかります。
それでも実施する価値はあるので一度検討してみてください。
浴室暖房付乾燥機を取り付けたい
お風呂のリフォームで検討したいという方に多いのが、浴室暖房乾燥機を取り付けたいというご要望です。
「冬や雨の日は洗濯物が乾かない」「生乾きの臭いが気になる」という悩みを抱えている方がおおくいらっしゃいます。
浴室暖房乾燥機があれば、天候に左右されずに洗濯物を乾かしてくれるので、いつでも安心して部屋干しすることができます。
また寒い冬の日は裸で浴室に入ると寒く、ヒートショックを起こしかねません。
寒い時にも浴室暖房乾燥機のスイッチを先に入れておくだけで、あっという間に暖かくなるので、安心して浴室に入ることが可能です。
寒い季節のお風呂は苦手という方は、浴室リフォームで浴室暖房乾燥機を取り付けることをおすすめします。
バリアフリータイプのお風呂に変えたい
家族の介護が必要になった場合には、バリアフリータイプの浴室にすると介護する側の負担が軽減できます。
バリアフリータイプの浴室は、出入り口の段差がなく、床が滑りにくいといった特徴があります。
また、床から浴槽までの高さが低く、洗い場から浴槽への出入りがしやすく安全です。
追加で手すりを設置すると、介護だけでなく足元に不安のある方にとっても安全に入浴できるでしょう。
バリアフリーのお風呂は、介護が必要な方だけでなく、小さなお子さんにも安心して利用できるのでおすすめです。
浴室リフォームの費用相場
浴室リフォームの費用相場をまとめました。
浴槽(バスタブ)の交換
工事は、古い浴槽を解体撤去し、新しい浴槽を置く場所の下地調整をおこない、新しい浴槽を設置するという流れで行われます。
浴槽の搬出や搬入のために、出入り口の壁や床などを一度解体する作業が必要な場合もあり、工期は1日~1週間程度かかります。
料金は10〜50万円と考えおきましょう。
浴室塗装
予算をあまりかけずに浴室を新品のようなイメージに変える方法が浴室塗装です。
ユニットバスや浴槽の入替工事が難しい場合でも、塗装をおこなうことで新品のような印象を与えることもできます。
費用は10~20万円のことが多く、塗料の種類、浴室の広さ、コーティングの種類などで変わります。
壁や天井の張り替え
浴室の壁や天井は常に水や湯気などにさらされており、結露が起こりやすくカビが発生しやすい環境です。
カビが目立つようになったら、張り替えを考えたほうがよいでしょう。
パネルなのかタイルなのか、またフィルムなのかによって金額が変わってきます。
壁の場合は10~30万円、天上の場合は10万円程度と考えておきましょう。
浴室リフォームで気をつけること
リフォーム中に気をつけることをまとめました。
お風呂が使えない期間を確認する
工事によって、お風呂が何日使えないかを確認しましょう。
数日の場合、近くの銭湯やお風呂屋さん、公共施設にあるシャワールームなどを使いましょう。
もし工事が長い場合、仮設風呂を設置するという方法もあります。
工事の関係で洗面所や水道も使えない可能性がある
工事の関係で、洗面所が作業スペースになったり、給水配管や給湯器の関係で、水道が使えない場合もあります。
お風呂が使えない期間だけではなく、その周りの水道や洗面所などの使用についても、業者に確認しましょう。
まとめ
浴室リフォームについて、注意点や費用相場をお伝えしました。
私たち株式会社正建は、神奈川県を中心に千葉や東京のエリアでも、住宅のリフォームを請け負っています。
設計から施工までワンストップでお請けすることができますので、新しくお店を出店したい方やリフォームをお考えの方はぜひお気軽にご連絡ください。